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ピラティスとジムはどっちが良い?違いやメリット・デメリットを比較

2025.05.21

近年、健康志向の高まりとともに、さまざまなエクササイズ方法が注目されています。

その中でも人気を集めているのが「ピラティス」と「トレーニングジム」です。

どちらも健康維持や体型改善に効果的ですが、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

今回の記事では、ピラティスとジムの違いを詳しく解説し、あなたの目的に合った選び方をご紹介します。

自分に合ったエクササイズ方法を見つけて、理想の体や土台となる身体づくりを目指しましょう。

Contents

ピラティスとは

座禅を組んでいる写真です

ピラティスは、1883年にドイツ人のジョセフ・ピラティス氏によって考案されたエクササイズ方法です。

ピラティスは第一次世界大戦中に負傷した兵士のリハビリとして使われ始め、その後ダンサーやアスリートにも広がっていきました。

ピラティスの特徴は、体幹(インナーマッスル)を中心に全身をバランスよく鍛えることです。

特に呼吸法を重視し、深い呼吸と共に体を動かすことで、体の深層筋肉を効果的に働かせます。

この方法は「コントロロジー」とも呼ばれ、身体と精神の両方にアプローチする点が特徴です。

無理な負荷をかけずに行えるため、年齢や体力に関係なく、初心者からアスリートまで幅広い人が実践できるのも魅力です。

ピラティスとジムそれぞれの特徴

手を合わせている女性の画像です

ピラティスとジムそれぞれの特徴をまとめました。

ピラティス

ピラティスは「体幹を鍛える」ことを主な目的としたエクササイズです。

ピラティスの大きな特徴は、動きの質を重視する点になります。

重い負荷をかけて筋肉を大きくするのではなく、正しい動きや呼吸法を学びながら、インナーマッスルを効率的に使う方法を身につけていきます。

また、ピラティスは呼吸法が非常に重要です。

腹式呼吸と胸式呼吸を組み合わせた独特の呼吸法を用いて、体の深層筋肉を活性化させます。

この呼吸法により、運動効果が高まるだけでなく、ストレス軽減や自律神経の調整にも効果があるとされています。

トレーニングジム

トレーニングジムは、様々な筋力トレーニングマシンやフリーウェイトを使用して、体の各部位を集中的に鍛える場所です。

主に筋肉を大きくする「筋肥大」や体脂肪を減らす「ダイエット」、全身の筋力アップを目的として多くの人が利用しています。

ジムの最大の特徴は、目的に応じて様々なトレーニング方法を選べる点です。

例えば、胸の筋肉を鍛えたいならベンチプレス、足の筋肉を鍛えたいならレッグプレスなど、鍛えたい部位に合わせた専用のマシンがあります。

また、重量を調整することで、運動強度を自分のレベルに合わせて変えられるのも魅力です。

トレーニングジムでは、主に「アウターマッスル」と呼ばれる表層の筋肉を鍛えることが中心になります。

これにより、見た目の変化が比較的早く現れるため、短期間で効果を実感したい人に向いています。

最近は、パーソナルトレーナーによる指導を受けられるサービスも増え、初心者でも安心して始められるよう、正しいフォームや効果的なトレーニング方法を教えてもらえます。

ピラティスとジムの違い

ダンベルと靴の画像です

ピラティスとジムの効果や目的の違いをまとめました。

ピラティスの場合

ピラティスは、体の内側から鍛える「インナーマッスルトレーニング」が中心です。

インナーマッスルとは、体の深層にある筋肉のことで、姿勢を保ち、関節を安定させる役割を持っています。

ピラティスでは、これらの筋肉を意識的に使うことで、体幹の安定性を高め、全身のバランスを整えていきます。

レッスンの構成も特徴的で、基本的に少人数〜マンツーマンでインストラクターの指導のもと行います。

一つ一つの動作を丁寧に行い、自分の体の状態を常に意識することが大切です。

ピラティスの効果は、見た目の変化よりも体の内側からの変化として現れることが多いです。

姿勢が改善される、柔軟性が向上する、慢性的な痛みが緩和されるなど、日常生活の質を高める効果が期待できます。

トレーニングジムの場合

トレーニングジムでは、主に「アウターマッスル」と呼ばれる表層の大きな筋肉を鍛えることが中心の無酸素運動となります。

重量を使って筋肉に負荷をかけることで、筋肉を大きく発達させる「筋肥大」を目指します。

ダンベルやバーベル、マシンなど豊富な器具を使い、自分の限界に挑戦しながら筋肉を追い込んでいく内容の運動ということ特徴です。

トレーニングジムでは、基本的に自分のペースでトレーニングを進めることができます。

マシンの使い方さえ覚えれば、あとは自分で計画を立てて行うことが可能です。

もちろん、初心者の場合はトレーナーの指導を受けることで、より効果的かつ安全にトレーニングを進められます。

ピラティスのメリット

ヨガマットと海の画像です

ピラティスを行うことで得られるメリットをまとめました。

姿勢改善

ピラティスは、姿勢改善に非常に効果的なエクササイズです。

現代人の多くは、デスクワークやスマートフォンの使用などで猫背になりがちです。

猫背は見た目の問題だけでなく、肩こりや腰痛などの原因にもなります。

ピラティスでは、体幹(インナーマッスル)を鍛えることで、正しい姿勢を保つための筋力をつけることが期待できます。

ピラティスの姿勢改善効果の特徴は、「意識」と「筋力」の両方からアプローチする点です。

単に姿勢を正すだけでなく、それを維持するための筋力を身につけることで、長期的な改善が期待できます。

また、呼吸法と組み合わせることで、リラックスした状態でも正しい姿勢を保てるようになります。

柔軟性の向上

ピラティスは、体の柔軟性を向上させる効果があります。

ただし、ヨガのように極端に体を伸ばすのではなく、適度な範囲で関節の可動域を広げていくのが特徴です。

ピラティスでは、筋肉を強化しながら同時に伸ばすことで、バランスの取れた柔軟性を身につけることができます。

柔軟性の向上は、年齢を重ねるにつれて特に重要です。

加齢とともに筋肉や関節は硬くなりがちですが、ピラティスを続けることで、若々しい体の動きを維持することができます。

ボディラインを整える

ピラティスは、筋肉を大きくするのではなく、引き締めてシェイプアップする効果があります。

特に女性に人気の理由の一つが、このボディラインを整える効果です。

ピラティスでは、体全体をバランスよく鍛えることで、しなやかで美しいボディラインを作り上げることができます。

ピラティスの特徴は、特定の部位だけが発達するのではなく、全身の筋肉をバランスよく鍛える点です。

例えば、お腹や腰回りのインナーマッスルを鍛えることで、ウエストのくびれが生まれます。

また、姿勢が改善されることで、自然と胸が開き、背筋が伸びた美しいシルエットになります。

特に効果的なのが、「骨盤底筋」や「腹横筋」などのインナーマッスルを鍛えるエクササイズです。

これらの筋肉は普段のトレーニングでは意識しにくいですが、ピラティスではこれらを効果的に使うことで、内側から体を引き締めていきます。

ピラティスを続けることで、「ぽっこりお腹が引き締まった」「姿勢が良くなって見た目が変わった」など、体型の変化を実感する人も多いです。

運動強度が強すぎない

ピラティスの大きな魅力の一つは、運動強度が強すぎないため、幅広い年齢層や体力レベルの人が取り組めることです。

ハードな筋トレやキツい有酸素運動が苦手な人でも、ピラティスなら無理なく続けられるでしょう。

特に運動習慣がない人や、体力に自信がない人にとって、始めやすいエクササイズと言えます。

パーソナル形式のピラティススタジオも増えているため、初心者でも安心して始めることが可能です。

ピラティスのデメリット

人が集合している画像です

ピラティスは多くのメリットがありますが、デメリットもあります。

以下でピラティスのデメリットを紹介します。

動きを覚えるのが難しい

ピラティスは、一見するとシンプルな動きに見えますが、実際には複雑な動きや正確な姿勢が求められます。

初心者の場合、これらの動きを覚えるのに時間がかかることがデメリットの一つです。

特に、呼吸法と動きを同時に行うことや、体の微妙な位置を意識しながら動くことは、慣れるまで難しいと感じる人も多いでしょう。

ただし、インストラクターの指導を受けることで大幅に軽減できます。

少人数制のクラスや、初心者向けのレッスンを選ぶことで、基本的な動きから丁寧に学ぶことができます。

また、継続して練習することで、徐々に体が覚えていき、自然と正しい動きができるようになっていきます。

筋トレほどキツくないから達成感が少ない

ピラティスは、ジムでの筋トレのように「限界まで追い込む」というトレーニングではないため、運動後の達成感や充実感が得られにくいと感じる人もいます。

特に、「筋肉痛になるほど頑張った」「汗をたくさんかいた」という明確な運動感覚を重視する人にとっては、物足りなさを感じることがあるでしょう。

効果が出るまで時間がかかる

ピラティスの効果が目に見える形で現れるまでには、一般的に時間がかかることがデメリットの一つとして挙げられます。

筋肉を大きくするトレーニングとは異なり、ピラティスは体の内側から徐々に変化を促していくため、即効性を期待する人にとっては物足りなさを感じることがあるでしょう。

ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティス氏は「10回のレッスンで違いを感じ、20回で変化が見え、30回で体が変わる」と言っています。

つまり、週に1-2回のペースで通うと、3-6ヶ月程度は継続しなければ、顕著な効果を実感できない可能性があります。

ただし、効果が出るまでに時間がかかる分、一度身についた効果は長続きする傾向があります。

一時的な変化ではなく、体の使い方そのものを改善することで、持続的な効果が期待できることはメリットとなります。

トレーニングジムのメリット

イラスト風のジムの画像です

トレーニングジムのメリットをまとめました。

対象の筋肉だけを鍛えられる

トレーニングジムの最大のメリットの一つは、鍛えたい筋肉や部位を選んで集中的にトレーニングできる点です。

例えば、大胸筋を鍛えたいならチェストプレス、背中の筋肉を鍛えたいならラットプルダウン、脚の筋肉を鍛えたいならレッグプレスなど、様々な専用マシンがあります。

この「選択性」により、自分の弱点を重点的に強化したり、特定の部位を集中的に鍛えたりすることが可能です。

例えば、上半身よりも下半身の筋力が弱い人は、下半身のトレーニングに多くの時間を割くことができます。

また、スポーツのパフォーマンス向上のために、特定の筋肉群を鍛えることも可能です。

また、ジムには多種多様なマシンやウェイトがあるため、同じ筋肉群でも異なる角度や方法で鍛えることができます。

筋肥大が期待できる

トレーニングジムでのウェイトトレーニングは、筋肥大(筋肉を大きくすること)や増強に最も効果的なエクササイズ方法です。

重量を使って筋肉に負荷をかけることで、筋肉繊維が修復・成長し、より大きく強くなります。

特に男性の場合、理想的な体型を目指すために筋肥大を目的としてジムに通う人が多いでしょう。

また、筋肉量が増えることで、基礎代謝も向上します。

基礎代謝が上がると、安静時のエネルギー消費量が増えるため、ダイエット効果も期待できます。

そのため、「太りにくい体質」になることができるのです。

これは、単に体重を減らすだけのダイエットと比べて、リバウンドしにくい体づくりにつながります。

使えるマシンの種類が多い

トレーニングジムの大きな魅力は、様々な種類のマシンやトレーニング器具を使用できることです。

一般的なジムには、筋力トレーニング用のウェイトマシンやフリーウェイト、有酸素運動用のランニングマシンやバイク、ストレッチエリアなど、多種多様な設備が揃っています。

多様なマシンがあることで、自身の目的にあったトレーニングのバリエーションや量・メニューを増やすことができます。

同じ筋肉群を鍛えるにしても、異なるマシンを使うことで、様々な角度から筋肉にアプローチすることが可能です。

トレーニングジムのデメリット

トレーニングをしている男性の画像です

トレーニングジムのデメリットや多くの方が抱える悩みについてもまとめました。

ケガする恐れがある

トレーニングジムでのウェイトトレーニングは、正しい知識や技術なしに行うと、ケガのリスクが高まるというデメリットがあります。

特に初心者が自己流で重いウェイトを扱うと、筋肉や関節に過度な負担がかかり、肉離れや腱鞘炎、椎間板ヘルニアなどの深刻な怪我につながる可能性が高いです。

特に「もう少し重いウェイトで」「あと1回だけ」という欲求が働くと、無理な姿勢でトレーニングをしてしまうことがあります。

また、自分の体力や筋力を過信して、無理な重量に挑戦することも怪我の原因となります。

これらのリスクを軽減するためには、初心者の場合は特に、トレーナーの指導を受けることが重要です。

正しいフォームやウェイトの選び方、トレーニングの頻度などを学ぶことで、安全にトレーニングを進められます。

アウター筋肉のトレーニングが中心

トレーニングジムでのウェイトトレーニングは、主に「アウターマッスル」と呼ばれる表層の大きな筋肉を鍛えることが中心となります。

これにより、見た目の変化は得られますが、体の内部を支える「インナーマッスル」の強化は比較的不足しがちです。

アウターマッスルだけが発達すると、見た目と実際の機能性にアンバランスが生じることがあります。

例えば、大きな胸筋や腕の筋肉を持っていても、体幹が弱いと日常生活やスポーツのパフォーマンスに制限が出る可能性があります。

また、アウターマッスルとインナーマッスルのバランスが悪いと、姿勢の問題や慢性的な痛みの原因にもなってしまうのです。

この問題を解決するためには、ジムでのトレーニングにバランスボールやチューブを使ったエクササイズを取り入れたり、ヨガやピラティスなどのインナーマッスルを鍛えるトレーニングを併用したりすることがポイントです。

キツくて継続できない可能性がある

トレーニングジムでの筋力トレーニングは、特に初心者にとっては強度が高く、継続するのが難しいというデメリットがあります。

筋肉に十分な負荷をかけるウェイトトレーニングは、体力的にも精神的にも大きな負担となり、「キツい」と感じることが多いです。

トレーニング後の強い筋肉痛も、継続を妨げる要因の一つです。

特に初めてトレーニングを始めた人は、翌日から数日間、強い筋肉痛に悩まされることがあります。

この痛みがあまりにも強いと、「もう二度とトレーニングしたくない」と思ってしまう人もいるでしょう。

ピラティスで鍛えられる筋肉

笑顔な女性の画像です

ピラティスでは、主にインナーの筋肉を鍛えることができ、姿勢改善やボディラインを整えることができます。

腹筋群(コアの筋肉)

腹筋群は、腹直筋・腹斜筋・腹横筋の3つから構成される筋肉群です。

体幹の安定により、姿勢改善や腰痛・肩こり・反り腰などの改善にも繋がります。

多裂筋(背骨を支える筋肉)

多裂筋は背骨の両側に沿って位置し、姿勢を維持するために重要な筋肉です。

多裂筋を鍛えることで、腰痛予防や猫背の改善につながります。

 

骨盤底筋群(骨盤を支える筋肉)

骨盤底筋群は、骨盤の底に位置する筋肉で、内臓を支えたり排泄のコントロールを行う役割を持ちます。

産後に低下しやすい筋肉でもあるため、産後の方にもピラティスで骨盤底筋群を鍛えることがおすすめです。

 

 

ジムで鍛えられる筋肉

筋肉質な男性の後ろ姿です

ジムのトレーニングでは、主に大きな筋肉を鍛えることが可能です。

以下でジムで鍛えられる筋肉の一部を紹介していきます。

大胸筋(胸の筋肉)

大胸筋は、胸の前面に広がる部分の大きな筋肉です。

ベンチプレスやダンベルプレスなどの種目で、胸の筋肉を鍛えることができます。

広背筋(背中の大きな筋肉)

広背筋は背中の下部から腕にかけて広がる、体の中でも特に大きな筋肉の一つです。

  • 主な動作:腕を引く、物を持ち上げる、懸垂の動作。

三角筋(肩の筋肉)

三角筋は肩を覆う丸い筋肉で、前部・中部・後部の3つに分かれています。

  • 前部:腕を前に出す動作
  • 中部:腕を水平に出す動作
  • 後部:腕を後ろに挙げる動作

これらの動作で肩の筋肉を鍛えることができます。

上腕二頭筋(力こぶの筋肉)

上腕二頭筋は腕の前面にあり、長頭(外側)と短頭(内側)に分かれます。

  • 力こぶを形成するのは主に長頭。
  • 肘を曲げる、重いものを持ち上げる際に使われるのは主に短頭。

大臀筋(お尻の筋肉)

大臀筋はお尻の最も大きな筋肉で、股関節の伸展(足を後ろに引く動作)を担当します。

スクワットやブルガリアンスクワットなどの種目で主に鍛えることが可能です。

大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)

大腿四頭筋は4つの筋肉から構成される大きな筋肉で、膝を伸ばす、足を外側にねじる動作で鍛えることができます。

 

ピラティスとジム目的別の選び方

女性がグループでレッスンをしている画像です

ピラティスとジムの目的別の選び方をまとめました。

ピラティスがおすすめな人

ピラティスは、特定の目的や体の状態を持つ人に特におすすめのエクササイズ方法です。

まず、姿勢改善や腰痛・肩こりなどの緩和を目指す人、運動不足を解消を求める人には、ピラティスが非常に効果的です。

ピラティスは体幹のインナーマッスルを強化し、正しい姿勢を身につけるのに役立ちます。

デスクワークが多い人や、長時間同じ姿勢を続ける仕事をしている人にとって、ピラティスは日常生活の質を向上させる効果が期待できます。

また、柔軟性の向上やボディラインの引き締めを目指す人にもピラティスはおすすめです。

ピラティスは筋肉を大きくするのではなく、しなやかで引き締まった筋肉を作ります。

特に女性で「筋肉をつけすぎずに引き締まった体になりたい」と考える人にとって、理想的なエクササイズ方法と言えるでしょう。

ケガのリハビリやスポーツのパフォーマンス向上を目指す人にもピラティスは効果的です。

ピラティスは低負荷で体を動かすため、ケガからの回復期に安全に体を動かす方法として適しています。

また、体のバランスや安定性を向上させるため、様々なスポーツのパフォーマンス向上にも役立ちます。

トレーニングジムがおすすめな人

トレーニングジムは、特定の目標や体型を目指す人に特におすすめです。

まず、筋肉量を増やして体を大きくしたい人には、ジムでのウェイトトレーニングが最適です。

特に男性で「しっかりした身体になりたい」と考える人にとって、ジムはおすすめです。

ジムでは、筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせることで、効率的に体脂肪を減らしながら筋肉量を維持することができます。

「短期間で体型を変えたい」という目標を持つ人にとって、ジムでのトレーニングは効果的な選択肢です。

特定の部位を集中的に鍛えたい人にも、ジムはおすすめです。

例えば、「腕を太くしたい」「脚を引き締めたい」など、特定の部位に焦点を当てたトレーニングを行いたい場合、ジムのマシンやフリーウェイトを使うことで、効率的に目標を達成できます。

さらに、数値で成果を測りたい人や、明確な目標設定が必要な人にもジムはおすすめです。

ジムでは、扱う重量や回数、セット数などを記録することで、トレーニングの進捗を数値で確認できます。

ピラティスとジムの両方通うのは良い?

夕焼けでヨガをしている画像です

ピラティスとジム両方通うこともおすすめです。

ピラティスでインナーマッスルを鍛え、ジムでアウターマッスルを強化することで、バランスの取れた体づくりができます。

ピラティスとジムを組み合わせる最大のメリットは、互いの弱点を補完できる点です。

ジムでのトレーニングは、筋肉量の増加や筋力アップに効果的ですが、柔軟性や体幹の安定性の向上という点では十分ではありません。

一方、ピラティスは体幹の強化や柔軟性の向上に優れていますが、筋肥大や大きな筋力アップには向いていません。

両方を取り入れることで、これらの弱点を補い合うことができます。

また、ジムとピラティスを組み合わせることで、ケガのリスクを減らすことができます。

ピラティスで体幹を強化し、正しい姿勢や動きを身につけることで、ジムでのトレーニング時のフォームが改善され、怪我のリスクが軽減されます。

両方を組み合わせる場合の理想的なスケジュールとしては、週に1-2回ジムでのトレーニングと、週に2-3回のピラティスレッスンが考えられます。

ただし、時間や費用の制約がある場合は、自分の主な目的に応じてどちらかを優先するのも良い方法です。

例えば、筋肥大を主な目的とする場合はジムを中心に、体の不調改善を目的とする場合はピラティスを中心にするなど、優先順位をつけることも大切です。

ピラティスとジムどっちが痩せる?

女性が微笑んでいる画像です

ピラティスとジムでは、痩せるという面で以下の違いがあります。

  • 体重を落とす場合:ジム
  • 体型やボディラインを変えたい:ピラティス

ジムの場合、高重量のウエイトトレーニングにより筋肉量を増やすことで基礎代謝を上げることができます。

なので、体重が落としやすい運動です。

一方、ピラティスの場合、消費カロリーが多くないものの、インナーの筋肉を鍛えることで姿勢を改善することができます。

結果、お腹周りや下半身などの体型を綺麗に見せることにつながるのです。

なので、目的に応じて、ピラティスかジムどちらに通うのか選択すると良いでしょう。

マシンピラティスとマットピラティスどちらが良い?

ヨガマットの画像です

ピラティスには、「マシンピラティス」と「マットピラティス」の2種類があります。

マシンピラティスは、専用のマシン「リフォーマー」や「キャデラック」などを使用したピラティスです。

一方、「マットピラティス」は、自宅でヨガマットを用意して、自体重のみを使って行うピラティスです。

効率的に体型を変えたいならマシンピラティス

マシンピラティスの最大の特徴は、バネの抵抗力を利用することで、より効率的に筋肉に負荷をかけられる点です。

バネの強さを調整することで、筋肉の緊張と弛緩を繰り返し、効果的に筋肉を鍛えることができます。

また、マシンが体をサポートしてくれるため、自分の体重だけでは難しい動きも安全に行うことができます。

自分の体を正しい位置に保ちやすく、効果的なエクササイズを行いやすいのです。

また、インストラクターの指導を受けながら行うことで、より正確に体を動かす感覚を身につけることができます。

これらを理解した上で、自分に合った方を選択しましょう。

マシンピラティスならHain pilates

リフォーマーと女性の写真

マシンピラティスを始めるならパーソナル専門のスタジオHain pilatesにおまかせください。

マンツーマン指導で、お客様の身体を理解した上で、オリジナルプログラムを作成します。

なので、高齢者の方や運動未経験の方など不安な方でも安心してピラティスを行うことが可能です。

マンツーマン指導が受けられる

Hain pilatesは、マンツーマン指導なので、一人ひとりの体の状態や目標に合わせた、オーダーメイドのレッスンを集中的に受けることが環境です。

マンツーマン指導の最大のメリットは、個別の細かな修正が可能な点です。

グループレッスンでは気づかれにくい、体の使い方や姿勢の微妙な問題を指摘してもらえます。

インストラクターが常に横について、フォームや動きを徹底して確認してくれるため、より正確で効果的なエクササイズを行うことができます。

また、自分のペースでレッスンを進められるのも大きな魅力です。

グループレッスンでは、周りの人に合わせて動く必要がありますが、マンツーマンレッスンでは自分の理解度や体力に合わせてコースを進められます。

特に、体の不調を改善したい、特定の部位を集中的に鍛えたいなど、明確な目的がある場合には、マンツーマン指導の価値は非常に高いと言えるでしょう。

1回2,200円〜

Hain pilatesの魅力の一つは、高品質なマンツーマン指導を相場と比べて、比較的リーズナブルな料金で受けられる点です。

1回2,200円からレッスンを受けることができ、これは他のマシンピラティススタジオと比較しても、かなり手頃な価格設定と言えます。

初めてピラティスを試す人のために、無料体験レッスンもございます。

まずは、会員になるつもりはない方も、興味のある方は無料体験に店舗へお越しいただき、ピラティスを試してみてはいかがでしょうか?

まとめ

リフォーマーと店舗の写真です

この記事では、ピラティスとトレーニングジムの違いやメリット・デメリットを詳しく比較してきました。

ピラティスは体幹のインナーマッスルを中心に鍛え、姿勢改善や柔軟性向上、ボディラインの引き締めに効果的です。

一方、トレーニングジムでは、アウターマッスルを中心に鍛え、筋肥大や筋力アップに効果的です。

それぞれの特徴を踏まえると、目的によって選び方が異なります。

姿勢改善や腰痛・肩こりの緩和や解消を目指す場合や、しなやかな体づくりを目指す場合はピラティスがおすすめです。

スムーズに筋肉量を増やして体を大きくしたい場合や、短期間で体型を変えたい場合はトレーニングジムがおすすめです。

また、ピラティスとジムの両方に通うことで、それぞれの弱点を補完した理想的なトレーニングが可能です。

Hain pilatesでは、パーソナルトレーニングの相場よりも安い価格でマンツーマンのピラティス指導を提供しています。

無料体験もございますので、ご検討いただきまずはお気軽にお問い合わせください。

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